会員手記(41号)  2004/11/22UP 

福岡セミナーにて
  


セルフヘルプグループである「ひどりがもの会」。セミナーやオフ会などでの会話がどれほどの力を持っているか考えたことありますか? 同じ病気を体験したからこそ生まれる気持ちのわかちあいがそこにはあります。セルフヘルプグループの3本柱である「わかちあい」「ひとりだち」「ときはなち」のことが以前の会報にも書かれていましたよね。その「わかちあい」です。互いの言葉に耳を傾け、共感し、少し気持ちが楽になる。これはまさにピアカウンセリングになっているのです。PEERとは仲間、何らかの共通点を持つもの同士でのカウンセリングです。普段はもちろんカウンセリングなんて意識していないと思いますが。

では、カウンセリングの基本は? まず傾聴から始まります。話し手の気持ちをじっと聴く。ここから始まるのです。「聴く」という字は“耳を十四の心にして聴く”と書きます。話し手の言葉も、身振り手振りから表される感情も、言葉にならない表現も(泣いているときも泣くという形で表現していると考えます)聴きます。そして、批判も評価も意見も提案も何もする必要はないのです。こんな経験はありませんか?例えば、なにかいやなことがあったとき、友達にさんざん愚痴をこぼしたら、なんだかスッキリしちゃって「ま、いいか」と楽になれたとか。その友達が何を言ってくれるより「うんうん」と聴いてくれるだけで、または聴いてくれる友達がいるというだけで救われるって言うのかな。カウンセリングっていうとちょっと怪しげなニュアンスもあるけど、身近なところに「傾聴」はあることに気づきませんか。

以下 後略…